suppara1205’s diary

人間臭い人の頭の中

環境が人をつくる

f:id:suppara1205:20210702130441p:plain

生まれた場所、育った環境、

同じ人間なのに環境が違うだけで"当たり前”という概念が全く変わってくる。

これすごく面白いなと思うんです。

 

特に、幼少期の環境は人の形成に根強く影響していると思っていて。

負の連鎖による児童虐待とか正しくこれが原因ですよね。

幼少期に親から暴力を受けていた人が今度は自分が親になった時、

暴力をすることが正しい教育だと思ってしまう。

"普通に生きてきたら間違った認識だと気付くでしょ"って思うかもしれない、

でも"普通"という言葉ってものすごく怖い、凶器になり得る。

親にどれだけ酷い扱いをされてきたとしても子どもにとって親は唯一無二の存在で、

特に幼少期なんて味方は親しかいないんです。

そう思うと、大人になって子どもを持つって簡単じゃない、

当たり前やけど一人の命を支え育てるって本当に凄いことやなと思います。

世の中のパパママに頭が上がりません、、(笑)

 

ここから個人的な話になりますが、最近気づいたことがあって。

昔は超お父さんっ子だったのですが、父は出張が多い人だったので、

久しぶりに家に帰ってきた時は気が狂ったように喜んでいたのを覚えています。

これはあるあるかもしれないですが、

父に生えかけの髭でほっぺをスリスリされるのが好きでした(笑)

文にするとキモいけど想像したら微笑ましい光景だと思います(笑)

 

父の影響でゴルフや釣り、海外旅行など、

年齢の割にすごく贅沢な時間を過ごさせてもらっていたなと思う。

でも、中学生になってから両親の喧嘩が増え、高2の時に離婚が決まった。

もうそこからは地獄の連鎖でした(笑)

「わ~こんな映画みたいな話あるんや」ってくらい次々と問題が発生して。

それからは父のことが許せなくなり、

同じ血が流れていることが気持ち悪いと思うほど嫌うようになりました。

 

でも、内心ずっと寂しかった。

今時、離婚する家庭が増えてきたから珍しいことではないけど、

やっぱり"家族”っていう存在が無くなったことで心に穴が開いた感じがして。

たまにインスタで友達の家族旅行の投稿を見ると辛かった。

 

まあ、今も父のことは好きになれないけど、

たまに無性に連絡を取りたくなることがあるんです。

冒頭で子どもにとって親は唯一無二の存在って言ったけど、

本当にその通りでうちにとって父親は一人しかいない。

そして最近、無意識に父に似ている人に好意を抱きがちだと気づいたんです。

よく考えてみれば、「仕事熱心で、自分の意思をしっかり持っていてる人」って

うちから見た父なんだよな~。

それこそ髭触るのとか好きで、、(笑)

 

と、恥ずかしい話をしてしまったけど、

要するに環境が人をつくるってことなんですよね。

 

正直、離婚は誰も経験しない方がいいに決まっている。

でも、経験って自分の人間性を高めてくれるもの。

この辛さを経験したからこそ、家族のありがたみが人以上に分かる、

同じ状況で苦しんでいる人に寄り添うことができる。

だから"死”以外のことはどんどん経験していくべきだと思う。

 

話が支離滅裂ですみません(笑)

まあ、うちは来年から全国転勤の会社に勤めるのですが、

いろんな地方を経験できることがすごく楽しみです。

この数年で自身の価値観が増えると思うとワクワクするし、

多くの素敵な出会いを通して魅力的な人間に成長したいです。